睡眠障害は、自分では気がつかないこともあります。昼間に眠くなる状態が続くようであれば専門医に早めに相談しましょう。
睡眠障害のひとつに、過眠症( ナルコレプシー)という病気があります。主な症状は、昼間でも突然と強い眠気がきて眠り込んでしまうという睡眠発作などがあります。
商談中や試験中にもかかわらず眠気がくることが多くなってきたら注意しなければなりません。
副症状としては、情動脱力発作という症状が起きます。例えば笑ったり怒ったりする時に力が体中から抜けてしまったり倒れこんでしまうことがあります。
このような症状がおこる場合や耐えられないような眠気が2〜3ヶ月も続くときは過眠症の恐れがあるでしょう。
過眠症になる原因は、なりやすい遺伝的な体質とストレスなどが重なることで引き起こすようですが、
ほとんどが確実な原因が分かりません。
また、手術や頭部に外傷を受けたときや睡眠不足が長く続いたときなど身体的に大きなストレスを受けた直後に発症することがあります。
睡眠障害である過眠症の対処法としては夜によく睡眠をとることが大切になってきます。
それでも昼間に強い眠気がくる場合は、掛かり付けの内科や神経内科精神科の病院で睡眠外来の診断を受けた方がいいでしょう。
さらにもう1つ睡眠障害を紹介すると寝ている間にさまざまな症状が現れるケースがあります。レム睡眠行動障害(RBD)という睡眠障害ですが、特に大人が問題になる症状のひとつです。
睡眠中はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。
レム睡眠は比較的に浅い睡眠の状態で全体の10〜20%と割合的には少ないのですが夢の大半がこのレム睡眠の間に見ます。
レム睡眠の間は通常、体の力が抜けた状態になります。
しかしこの病気では何らかの原因によって体の力が緩むことがありません。
夢でケンカをしたり何かに追いかけられたり頻繁に暴力的な夢を見ることから始まるようです。
そして、数ヶ月〜1年経つと徐々にですが睡眠中に大声を出したり暴力まで振るうようになってきたりします。
夢での行動を実際に同じように行なってしまうのです。
たまに起き上がる程度の軽い症状なら心配要りませんが家族や周囲の人に危害をあたえるような行動がみられるようでしたら病院の専門医師に相談して治療する必要があります。
RBDは認知症の夜間せん妄と誤って診断され間違った治療法を受け悪化することもあるようです。またRBDはパーキソン病や認知症の初期段階の症状が現れるケースもありますから注意が必要です。
RBDの治療としては、抗てんかん薬の一種のクロナゼパムやレム睡眠を和らげる睡眠薬が使用されるようです。クロナゼパムは服用を始めてから1週間程度で約8割の患者が改善され異常な行動が減少していくようです。
異常な行動がみられたら本人と周りの人が苦しむ前に早い時期に病院の医師に相談することが大切です。
いびきには、心配のないいびきと危険ないびきがあります。
軽いいびきなら他の人に迷惑を与えてしまうかもしれませんが健康上では特に心配しなくてもよいのですが、しかし中には「睡眠時無呼吸症候群」という睡眠障害にかかっている人もいます。
この睡眠時無呼吸症候群という病気は寝ている間に10秒以上の無呼吸の状態が続き1晩の内に無呼吸が30回以上も起きてします病気なのです。
この睡眠時無呼吸症候群の病気の人は、大きないびきをした後に急にいびきが止まって無呼吸の状態になり、その後「ヒュー」という空気が抜けたような音がしたり「グググッ」というような大きないびきをするようなら睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
無呼吸のときは酸欠状態になりますので動脈硬化や高血圧などの原因になります。
また心不全や脳梗塞などの重大な病気になる場合もあるので非常に注意が必要です。
子供のイビキも注意が必要です。子供が大きないびきをかいて寝ているとグッスリ眠っていて安心するかもしれませんが、本当に健康的な子供はいびきをかくことなく朝までスヤスヤと眠ります。
子供が毎日のようにいびきをかくのは質の悪い睡眠である証拠なのでカラダに何らかの不調があることを教えてくれています。
まず第一に考えられるのは、いびきの原因が鼻炎にあることです。
また日常的に口で呼吸をしている子供や鼻がよく詰まる子供や歯並びが悪い子供や栄養のバランスが偏っている子供などがよくイビキをかいています。
いびきによって血中酸素が不足してしまうとカラダや精神の発達において大きな影響を与えてしまいます。
また、昼間にボーっとしてしまって集中力や記憶力が低下してしまいます。
さらに情緒不安定で友達と遊ぶのが苦手になり家に閉じこもるようになることもあります。
このように子供のいびきには非常に大きな危険性が潜んでいます。
大人と同様にイビキが悪化すると睡眠時無呼吸症候群になり最悪の場合は突然死になることもありますので、
昼間によく居眠りをする子供は夜の無呼吸により慢性的な睡眠不足の可能性があります。
子供さんのいびきや無呼吸に気づいたら早急に対策をとる必要があるのでまずは耳鼻科の病院で受診するようにした方がいいでしょう。
適量のアルコールは健康を増進するといわれていますが、寝る前に飲む「寝酒」を続けると快適に眠ることができなくなることがあるので注意が必要です。
アルコールを飲むことで寝付きがよくなることは確かですが夜中に目が覚めてしまうことも多くなります。
アルコールを飲むと眠りの一定のリズムが崩れ夜中に何回も起きるという現象が起こるようです。
また、寝酒を習慣にしているとそのうちに大量のアルコールを取らないと眠れなくなることもあります。
寝つきが悪い場合にアルコールに頼ってしまう人は健康のことを考えると睡眠薬を服用することの方が健康には良いでしょう。
最近では作用時間が短い優れた睡眠薬が開発されているようですので
悩んでいる人はまず病院の医師に相談してみましょう。
人間には体内時計があり夜になれば眠くなり朝には目覚めるという活動サイクルをもっています。朝、目覚めたときに目の中に太陽の光を入れることで脳の体内時計が感知するのです。
この時点からホルモンの分泌により一定時間がたつと眠気がくるようになっています。
だから夜に良い寝付きができるためには、朝たっぷりと太陽の光を浴びることが大切です。また、昼間には活動をしっかりとしてカラダを適度に疲れさすことも良い睡眠には効果的です。反対に夜更かしを極端にすることで体内時計が狂ってしまい睡眠障害につながります。
また、たとえ生活リズムを守ったとしても寝る前にカフェインの入った飲み物(コーヒーや紅茶、ウーロン茶など)を飲むと目がさえて眠れなくなってしまいます。どうしても飲みたい人は飲む時間と量を気にしながらほどほどに飲んでください。
さらに寝る前に喫煙することも眠れなくなる原因になるので注意が必要です。寝ている間は胃や腸も休んでいるので寝る前の2時間以内は食事は極力避けたいものです。
そこで快適に眠る方法としてグッスリ眠ることができるグッズを少し紹介します。
まずは心地よい香りが眠りを誘うアロマテラピーです。
ポプリは器などに入れて枕元に置きましょう。
小さな袋にポプリを入れて枕カバーの中などに入れておくのも良いです。
アロマキャンドルやお香は好みのお香をアロマポットに入れて自分だけのリラックスできる空間を楽しみましょう。お風呂でも好きな香りの石鹸や入浴剤を使うことでリラックスできると思います。
足湯をすることもリラックスできます。
またクラッシックのような心地よい音楽を流して眠るのもひとつの方法です。クラッシックでなくても、自分が気に入った曲が一番効果的でしょう。
無理に癒し効果のある曲を選んでも好みの曲でなえれば効果はありません。
次は、眠気を誘う飲み物を紹介します。
ハーブティーはカフェインが入っておらず副交感神経の働きを促して心も身体もリラックスさせてくれます。
ハーブティーは種類がたくさんあり風邪の予防にもなるローズヒップティーやリラックス効果の高いラベンダーなどがあります。その他にはカモミールは血行を良くし鎮静作用もあるのでおすすめです。
また牛乳にも睡眠を促す効果があります。
牛乳に多く含まれるカルシウムはイライラを取り除き精神を安定させる効果もあります。
ハチミツを入れてほんのり甘いミルクにしたり黄な粉やゴマを入れてみたりひと工夫してあなた好みの癒しドリンクを作って飲んでみましょう。